一番寒い時期の稽古

2013年1月26日(土)。

新しい年が明け、1月2月は寒さの一番厳しい季節ですね。私達のやっている空手も季節に関係なく、「裸足」ですので、この時期は床の冷たさが身に染みます。

 

ですが、私達のお借りしているこちらの施設は温水プールがあるため、建物全体が暖か~い♪そして、私達の練習する体育室ももちろん冷暖房完備!外の寒さとは無縁です!

今日も練習を始めると、すぐに暖かくなり、練習を終える頃にはいい汗かいてました~(^0^)

 

今日は練習の前にひとつ、お話をさせていただきました。

「空手は礼に始まり、礼に終わる」、というお話です。これは、空手に限らず、日本のすべての武道の基本です。簡単に言えば、「あいさつ」です。

私達が今、練習している太極初段を思い浮かべてみて下さい。礼をしてから始めて、終わったら礼をしていますね。あれです!これは、どの型をやろうとも同じです。

そして、私達のお借りしているこの体育室。市の体育施設であっても、私達が練習をさせていただく間は、この体育室は私達の道場です。道場に入る時に、「よろしくお願いします!」 そして、先生方にも「こんばんは。よろしくお願いします!」とごあいさつしましょう。練習仲間の皆さんにも同様です。

そして、練習が終わったあとも同じ。先生方と私達の道場に、「今日の練習ありがとうございました!」と心を込めてごあいさつして退出しましょう。

 

これは、空手の稽古に限らず、日常生活でも同じですね。おウチでも、学校でも、塾でも・・・。「あいさつ」は、日本の美しい心のあらわれだと思います。空手の稽古を通して、そのような心を学んでいただければ、嬉しく思います。

 

さて、先週は基本の突きや移動、基本の技をひとつずつ丁寧に進めていきましたので、今日もそれを確認しながら・・・。

さらに、今日は太極初段です。生徒さん達、だいぶ太極初段の順番を覚えてくれましたね!太極初段は基本の技の組み合わせでできる型です。これをクリアすると、そのあとの型を覚えるのがとてもラクになりますので、頑張って下さいね(^^)

 

太極初段の合間に、先日、昇級審査で茶帯となったGさん、次なる型を覚えるべく練習を開始しました。「慈恩」という、松濤館流の代表的な型で、この型も基本の技の要素がたくさん盛り込まれています。この先、級が上がっても、段になっても、ずっとやり続けていく型です。

 

最後に、毎回恒例になりつつありますが、指導員の「慈恩」の型の演武。今回女性指導員の単独演武を行い、練習を終えました。

行き帰りの寒い中、練習お疲れ様でした。風邪をひかないように、防寒してきて下さいね~。

 

ところで、こちらの施設には大変目印になるものがあります。。それは・・・、施設の入口にある五重の塔です!市民室内プールと五重の塔。一見なんの関係もなさそうですが、国分寺と言えばその名の通りお寺と遺跡の町。

そんな関係で、こちらにも、五重の塔の模型(模型と言ってもかなりの大きさ)があります。お越しになる方は目印にしてください。

 

演武に備えて準備する女性指導員
演武に備えて準備する女性指導員
体育室入口
体育室入口
入口付近にある目印の五重の塔
入口付近にある目印の五重の塔

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