3月に入り、少しずつ暖かくなってきました。暖かくなると、身体もよく動くようになりますね。
空手には、型と組手があり、どちらもバランス良く練習しなければなりませんが、今日は型の練習についてお話しようと思います。
型の種類は流派によっても違いますが、当国分寺市空手教室では現在練習している初心の型、太極初段から始まり、平安という名前の型が、その①からその⑤まで5つ、鉄騎という名前の型が、その①からその③まで3つ、さらに公益財団法人全日本空手道連盟の指定型や指定得意型などがありたくさんの種類があります。
ひとつの型を習い始め、それを体得するのまでに通常だと2年から3年かかると言われています。型の順番を覚えるだけなら簡単です。ですが、型の中のひとつひとつの技の意味合いを理解し、それらをつなぎ合わせ、緩急をつけたりして自分の型として表現できるまで!となると、やはりそのくらい時間がかかります。
さて最近、私は「五十四歩大」という、松濤館流のなかでも、かなり難しい部類に入る型の練習に入りました。
私はこの型の練習に入るまで、基本の型から始まっておおよそ10年かかりました。
この型の技の中には、鶏頭受けと猫足立ちという立ち方から一本貫き手という相手を指一本で攻撃する技や、相手が棒で攻めてきたことを想定して、その棒を捕って引き倒す技など、特殊な技がたくさん出てきます。こういった技は、見ている側としてもとても勉強になりますし、面白いと思いますよ!さらに、腰を下し、そのままの姿勢を数秒間維持したり、腰を下した状態で移動したり回転したりと、足腰の鍛錬も必要になると思われます。
空手の型には、五十四とか、二十四とか、二十八とか数字の名前がついているものも多数あります。なぜ数字の名前なのか?
諸説ありますが仏教の影響を多分に受けていると思われます。
松濤館流最高峰の型とも謳われる五十四歩。五十四歩には、大と小の二種類が伝わっていますが、特に大の方は難しい型であると言われています。
この型を完全に自分のものとして演武できるようになるまで、何年かかることでしょう(^^)!一にも二にも練習あるのみです(笑)それに勝る上達の早道はありません。
皆さんもぜひ、「私はこの型が得意です!」という型を作って下さいね(^0^)
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Pawszak