下段払い
もっとも基本的な空手の受けであります。
相手が蹴ってきた中段蹴りを、下段に払います。
上段上げ受け
顔面に突いてきた相手の突きを頭の上方に跳ね上げてよけます。
中段外受け
相手の中段突きを、外へ流してよけます
中段内受け
相手の中段突きを内に流してよけます
中段手刀受け
相手の中段突きを、手形でよけます。
以上のように篠崎代表から、空手の受けの説明と解説がなされました。
さて、毎度のことながら、空手の受けについて、必ず疑問を感じ質問されます。
例えば、「上げ受け」。実際の素早い相手の突きを、実際頭の上に上げて避けられるんですか?
だって組手の試合の時は上げ受けなんか全然使わないジャン!って
今回は、その疑問に少し答えてみましょう・・・しかし私も何かと忙しいので、簡潔に・・・機会があったらまた詳しく書きます。
さて左の写真。組手構えです。眼光鋭く、半身から正中を守った隙のない構えですね。
これは試合前の練習風景の写真です。
しかし、これは空手の試合前だから、こういう足も自由自在にフットワークも使えるような隙のない構えをしているをわけです。
普段からこんな構えで歩いてたら、怪しい人ですね完全に。警察に職務質問されます。
普通の人が普通に生活している場合、普段はこんな感じで友達とリラックスしてるわけです。
←
今、手には携帯電話を持っているわけですが、もしここに突然の暴漢が現れ、殴りかかられたら・・・
あるいは、ボールのようなものが顔に向かって飛んできたら・・・・
あるいはビール瓶のようなもので殴られたら・・・・
やはり、反射的に「上段上げ受け」になるわけです。
だって手は普通腰のあたりに下げてるのもんですからね。ボクシングガードのように構えていつも歩いてる人・・・
まあ、そんな人いないですね。 突発的な日常の事態にも素早く対応できる。だから空手の基本はモーションをかけない
頭の上下をさせない、軸をぶらさない。そんな要素が必要になってくるわけです。
空手は、優れたスポーツであるとともに、武道、護身の要素も含まれているわけです。
他の受けや技についても、その観点から考察してみると、面白いとおもいますよ。